2024年3月11日、福島第一原発事故から13年目を迎え、第126回目の「追悼と東電抗議」集会が行われ、わたしも参加し、全ての原発の廃止への決意を固めました。 *能登半島地震から、わたしたちは、何を学ぶべきか? 今年の元日早々、午後4時10分ごろ、石川県能…
「連合」指導部は、経団連の『労使自治を軸とした労働法制に関する提言』(以下、『提言』)に対して、翌1月17日に事務局長談話を発表しました。 この談話で、清水事務局長は、「提言は、労働法制について、労働者の健康確保等にかかわる最低限のルールと…
日本経済団体連合会(経団連)は、大企業の2024春闘方針たる「経営労働政策特別委員会報告」公表と同日の1月16日に、『労使自治を軸とした労働法制に関する提言』(以下、『提言』)を公表しました。 ☞タイトルがヤバすぎる!!▼タイトルから、透けて見え…
2024年1月24日、経団連は、経営側の基本スタンスを周知することを目的とした「労使フォーラム」を開催しました。このフォーラムの総合テーマは、=「人への投資」促進による「構造的賃金引上げ」の実現=です。 「人への投資」促進による―― とは、労働力商品…
イスラエル軍が、ガザ市で支援物資配給を待つ住民の列に、戦車から砲撃した、というニュースを夕刊で知りました。なんとも許せない! 絶対に許せない! ガザ地区の保健当局によると、昨日(1月25日)、ガザ市で支援物資の配給を受けるために並んでいた人…
☕このコメントについて、返信する際に、わたしはいろいろ考えさせられ、学ぶことがありました。 *〔挿絵について〕 「これは、違ったら、すみませんが、自由の女神 ドラクロワの摸写でしょうか?フランス革命関係でしょうか?」 (山口さんより) **この…
民衆の歌が聞こえるか? 怒れる者たちの歌が、二度と隷属しない者たちの! 今日は、わたしの大好きな歌を紹介します。 映画『レ・ミゼラブル』のラストのクライマックスで歌われる『民衆の歌』です。原作者のヴィクトル・ユーゴーは、1832年6月5日~6日のパ…
私は、数年ぶりに、市役所に出かけました。カウンターには、眠たそうな顔をした職員たちが、機械から押し出したような声を出して、住民への応対をしていました。以前との違いに驚いたのは、市役所内のいたるところにある、除菌ポンプの数より多い「監視カメ…
私は、雨上がりのある晴れた日の午後に、久しぶりに裕さんと待ち合わせをしました。 裕さんの顔色は、あまり良くありませんでした。私は、心配して、「顔色が良くないけど、仕事が忙しいの?」、と聞いてみました。 すると、裕さんは首を振って、同僚のこと…
自治体職場で働く友人の裕さんの職場は民間に劣らずひどい、と思いました。 友人の裕さんは、11年間自治体で事務補助のアルバイトをしていましたが、昨年の4月から「会計年度任用職員」に身分が変わりました。なんか、常勤職員に近づいたかな? ボーナスも…
3月29日、札幌地裁は、2013年から2015年の生活保護費削減処分の取り消しを求めた訴訟に対して、「適法」という判決を下しました。約1ヵ月前に大阪地裁が「違法」としたことに対するアンチです。 大阪地裁は、2月22日、生活保護費基準の引き下げは、「消費…
炊き出しに若い女性の姿も! 負けないで! いつだったか報道で、炊き出し会場から足早に去っていく女性の後ろ姿が映し出れま した。解雇されて、住むところも追い出されたのじゃないか、と思いました。彼女の後ろ姿は、何度も何度もためらって、ありったけの…
昨日(3月11日)、東京電力本社前で、「福島第一原発事故から10年」の追悼・抗議集会がありました。わたしは、18歳の鴨下さんのスピーチに感動しました。列車の音で聞き取れなかったので、ドンドン前に進みました。メモできたことを紹介します。「…汚染され…
東京新聞2月20日(土)朝刊の「あの人に迫る」は、斎藤幸平さんの巻でした。タイトルがすごい! 「コミュニズムが人命と環境を守る」 なんか、素敵なことが書いてあるのかな、と思って読んでみました。 斎藤さんは、「コロナ禍で資本主義の矛盾が明らかに…
前回(2月5日)の続きを書きます。 まず、「日本型」について、竹信三恵子教授が言っていることをわたしなりにまとめてみます。 すなわち、日本型とは、〈「ウチの会社」のやり方で、会社が裁量で「同一」を決められるようなこと、すなわち、「さまざまな要…
昨年10月の最低賃金の改定で、東京都は据え置き、上がるところも1円~3円で、コロナ危機の中でどうやって生活するのよ、と怒っています。 今年の4月から昨年の大手に続いて中小企業でも「同一労働同一賃金」が始まるとのこと。なんか、正社員並みの給料が…
国連安保理が「人道支援促進決議」も、米に配慮して「停戦」文言欠く! 国連安保理は、12月22日、パレスチナ・ガザ地区の人道支援を促進するために「即時に敵対行為の中止」(=即時停戦)の文言が抜けた「持続的な敵対行為の停止につながる条件の整備」を求…
「南部への避難」を強要されたパレスチナ人民の地獄絵の様相 イスラエル軍の砲撃からかろうじて生き延びた人々は、ガザ地区の不衛生な避難所や大雨で冠水する路上に設置されたテント内に押し込められ、砲撃の爆音に怯え、寒さに打ち震えています。 そして、…
イスラエル軍の「報復」攻撃を正当化させる10月7日のハマスの奇襲攻撃 ネタニヤフ政権は、「報復」攻撃を正当化する口実として、2023年10月7日のハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃を利用しています。そして、「自衛」のためと称して、ハマスをせ…
イスラエル軍は、ガザでの「戦闘の一時休止」が日本時間の本日(12月1日)14時に切れるとともに、ガザ地区への空爆を再開しました。わたしは、このイスラエル軍によるガザ攻撃再開に対して、怒りを込めて弾劾します。 ロイター通信によると、ガザの保健当…
その3 「シファ病院の地下にはハマスの司令部がある」という〝正義〝 ネタニヤフ政権は、「シファ病院の地下にはハマスの司令部がある」と言い張り、シファ病院を戦車6台で包囲し、患者や避難者のパレスチナ人民を死傷させています。そして、パレスチナ人民…
その2 WHOに「死の地帯」と言わしめた、シファ病院の惨状 2006年から最近までシファ病院で勤務していたノルウェー人のマッズ・ギルバート医師は、現場に残っている友人が伝えたてきたこととして、次のように語っています(BBC NEWS JAPANより)。 ギルバ…
その1 なぜ、多くの子どもたちが狙われるのか? ネタニヤフ首相は、「怪物を根絶やしにする準備はできている」と言い、ギャラント国防大臣は、10月9日、ガザ地区への電気、食料、燃料の遮断を表明したうえで次のように言い放ちました。 「私はガザ地区の…
☆彡ヨルダンの提案した「人道的休戦」の決議採択! 僕は人間です! 僕の未来をつぶさないで! 猛烈なイスラエルによる空爆で、パレスチナ住民の死傷者数は増え続けています。支援物資は全く足りず、現地の医療は崩壊しています。 国連安保理が常任理事国によ…
わたしは、ネタニヤフ政権によるガザ地区への軍事攻撃およびパレシチナ自治区のガザ地区を実効支配するハマスによるイスラエルへの軍事攻撃――この双方による軍事攻撃の即時停止を求めます。 ガザ地区を実効支配するハマスがイスラエルに奇襲攻撃を仕掛けまし…
政府と東電は、10月5日、福島第一原発事故で出た放射性汚染水の海洋投棄の第2回目を開始しました。廃炉の最終的な姿も見えず、放射性汚染水の発生源を断つ見通しもないまま、関係者の理解も得られないままに、政府は計画どおりに海洋投棄に向かっています…
政府と東電は、福島第一原発事故で出た放射性汚染水の海洋投棄の第2回目を、10月5日に予定しています。本来、放射性汚染水を海に流すなどとは、許されることではありません。政府と東電は、この汚染水に含まれる放射性物質のトリチウムだけALPS処理を行って…
岸田政権は、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出(8月24日から)を巡り、反対世論などの動向の沈静化に本腰を入れています。一部野党議員らの海洋放出批判を「理不尽に反発する中国に味方するのか!」(政権関係者)とけん制したり。中国への警戒感を…
東京電力は政府の方針に基づき、本日午後1時過ぎに、福島第一原発事故の〝放射性汚染水〟を海に流しました。わたしは、国内外の多くの反対を押し切って行われた、汚染水の海への放流に対して、断固抗議します。 政府および東電は、直ちに、放射性汚染水の海…
広島市長の「平和宣言」に、被爆者たちの意向は反映されたのか? 松井市長は、岸田首相が〝成果〟として押し出す・広島G7サミットにおける「広島ビジョン」の「核抑止」論を否定し、「核抑止論は破綻している」と「批判」した、とマスコミはこぞって宣伝しま…